FC2ブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Hitachi IT Operations Analyzer その2

前回でインストールまで完了していると思いますので、今回は初回ログインからです。

5. ログイン

ITOA の操作は全て Web GUI から行います。

監視サーバ上で Web GUI にアクセスするには、ブラウザを起動してアドレスバーにログイン画面の URL を直接指定するか、スタートメニューから Analyzer を選択します。

アクセス先 URL:
http://<監視サーバの IP アドレス>:20510/Analyzer/Analyzer.jsp

スタートメニューから起動する場合:
スタート >> すべてのプログラム >> Hitachi IT Operations >> Analyzer

 
なお、URL の中で指定する監視サーバのアドレスは、クライアントから疎通できるアドレスであれば何でもかまいません(インストーラ画面で指定したアドレスである必要はありません)。

ログイン画面が表示されたら、デフォルトの管理者 ID: system とパスワード: manager でログインします。

itoa_install_13.png

6. 初回探索設定

① 初回ログイン時には、探索ウィザードの実行を促すメッセージが表示されるので、青字のメッセージをクリックしてウィザードを起動します。

itoa_operation_01.png

② そのまま次に進みます。

itoa_operation_02.png

③ 画面右上の「探索範囲を追加」ボタンをクリックして、探索範囲を指定します。

itoa_operation_03.png

今回は「192.168.0.0/24」および「192.168.100.0/24」のネットワークに接続されている機器に対して探索をかけていきます。

以下は、「192.168.0.0/24」のネットワークを探索範囲に指定した例です。

itoa_operation_04.png

④ 全ての探索範囲を指定したら、次に進みます。

itoa_operation_05.png

⑤ 画面右上の「認証情報を追加」ボタンをクリックして、探索に使用する認証情報を指定します。

探索実行時は、Ping に応答のあったアドレスに対して、ここで指定した認証情報を使用して WMI/SSH/SNMP アクセスが行われます。

itoa_operation_06.png

Windows サーバに対する認証情報の設定例です。

itoa_operation_07.png

Linux サーバに対する認証情報の設定例です(Solaris の場合も同様)。

itoa_operation_08.png

この例では root ユーザでログインするよう指定していますが、SSH サーバの設定で root の直接ログインを認めていない場合には、一般ユーザでログインしてから root に su するよう設定することも可能です。

ネットワーク機器の SNMP コミュニティ情報の設定例です。

itoa_operation_09.png

上記 3 種類の認証情報を追加した後の状態です。

itoa_operation_10.png

⑤ 探索ネットワークごとに使用する認証情報を切り替える場合は、この画面で設定を行います。

itoa_operation_11.png

今後定期的に探索を実行する場合は、探索スケジュールを指定します。

また、ウィザードの完了後に自動的に探索を実行したくない場合、「このウィザードが完了後、すぐに探索を実行する」のチェックを外します。

itoa_operation_12.png

⑥ メールサーバの設定と、完了通知の送付先ユーザを指定します。

itoa_operation_13.png

ツールの性質上、異常検知時の通知手段としてメールを使うユーザが多いと思いますので、探索結果の通知が不要な場合でも、ここでメールサーバの設定を行っておきましょう。

⑦ 全体の設定を確認して、問題なければ次に進みます。

itoa_operation_14.png

以上で探索ウィザードでの設定は完了です。

⑧ ウィザード完了後に探索を実行するよう設定していた場合は、この時点で探索が始まっていますので、「探索状況の確認」ボタンをクリックしてみましょう。

itoa_operation_15.png

⑨ 探索履歴の確認画面で状態が「完了」になれば、探索は完了です。

itoa_operation_16.png

⑩ 画面左のメニューから、「発見した機器」をクリックしましょう。

発見された機器の一覧が表示されるので、監視対象にしたいアドレスにチェックを入れて、「管理対象に変更」ボタンをクリックします。

itoa_operation_17.png

なお、ここで探索状態が「正常」になっているものが情報取得に成功したアドレス、説明が「Unknown」で探索状態が「警告」になっているものが、Ping には応答があったものの WMI/SSH/SNMP による情報取得に問題があったアドレスです。

また、探索範囲内に複数のアドレスを持っているデバイスについては、情報取得に成功するとデバイス上の一つのアドレスのみが管理アドレスとして有効となり、その他のアドレスはグレーアウトされます(管理アドレスについては、後から管理対象機器画面で変更できます)。

⑪ 画面左のメニューから「管理対象機器」を選択し、現在監視対象となっている機器を確認します。

itoa_operation_18.png

複数のアドレスを持っているデバイスの管理アドレスを変更するには、ここで対象デバイスの「編集」ボタンをクリックし、プルダウンメニューに表示される任意のアドレスを選択して下さい。

以上で初回探索は完了です。

ここまでで上手く検出できないデバイスがある場合は、デバイス側の設定も含めて認証の設定が正しく行われているか確認してみて下さい。

問題なければ、引き続き監視設定を行っていきましょう。

7. 監視間隔の設定

監視間隔の調整を行うには、画面左のメニューから「監視間隔」を選択します。

基本的にデフォルトの設定で問題ありませんが、状態監視の間隔が15分では長すぎると感じる場合には、5分程度に短くしてもよいでしょう(監視サーバの負荷を見つつ調整して下さい)。

itoa_operation_19.png

8. リソース監視設定

CPU使用率やディスク空き容量などのリソース監視を行っていきます。

まずは設定画面左のメニューから「しきい値定義」を選択します。

この時点で割り当て済みの機器数が 0 以外の値になっているしきい値定義がありますが、これはデバイスが管理対象になった時点で、デバイス種別に応じた既定のしきい値定義が自動的に割り当てられるからです。

現在のしきい値設定を確認するには、それぞれのしきい値定義の「編集」ボタンをクリックします。

itoa_operation_23.png

以下は、ルータやスイッチなどに適用されるデフォルトのしきい値定義です。

itoa_operation_24.png

各リソース項目の左側に 2 つのチェックボックスがありますが、左側のチェックボックスがそのリソースを収集するか、右側のチェックボックスが収集したリソースに対してしきい値監視を行うかを示しています。この例では、ポートの平均送受信データ量についてはグラフで値を確認できますが、しきい値監視が行われないためアラームは発行されません。

デフォルトのしきい値定義を変更する場合は、ここで値を変更して「OK」ボタンをクリックします。

ある特定のデバイスには既定の設定と異なるしきい値を適用したい場合、しきい値定義画面で「定義の追加」をクリックして新たな定義を作成します。

以下は、スイッチで一部の項目のしきい値監視を無効化するための定義の例です。

itoa_operation_44.png

新たに作成したしきい値定義をデバイスに適用するには、まず画面上部のメニューバーから「モニタリング」選択してモニタリング画面を表示します。

その後、対象のデバイスを選択した状態で、右上の「操作」をクリックして表示されるメニューの中から、「しきい値定義を割り当てる」を選択します。

itoa_operation_46.png

「適用した定義」をデフォルトの定義から新しく作成した定義に変更して、「OK」ボタンをクリックします。

itoa_operation_47.png

画面下部の「パフォーマンス」タブをクリックして、新しいしきい値定義設定が適用されていることを確認します。

itoa_operation_48.png

あとは同様の設定を、デフォルトと異なる設定を適用する全てのデバイスに対して行って下さい。

以上でリソース監視の設定は完了です。

10. プロセス監視の設定

この製品のプロセス監視ですが、具体的に監視対象となるのは Linux の場合は「pf -ef」の出力、Windows の場合は管理ツールの「サービス」スナップインに表示される Windows サービスの状態のようです。いまどきスタートアップフォルダを使っているアプリも無いでしょうし、対象ユーザを考えると納得できる仕様ではありますが、マニュアルの書き方があまりに不親切なのはもうちょっと何とかして欲しいと思います(未訳の設定マニュアルがあるのかもしれませんが…)。

それではまず、Linux サーバのプロセス監視設定を行っていきましょう。

画面上部のメニューバーから「設定」を選択して設定画面を表示し、左側のメニューから「監視サービス定義」を選択します。

itoa_operation_49.png

リソース監視と同様、管理対象となったデバイスが既定の監視サービス定義に割り当てられているのがわかります。ただ、リソース監視と異なる点として、既定の定義には監視設定が含まれていないため、この時点では監視は行われていません。

それでは、「Linux サーバ用既定の定義」の「編集」ボタンをクリックし、「監視するサービスを追加」ボタンをクリックして OS の基本的なプロセスをいくつか登録していきましょう。

itoa_operation_26.png

ここで入力する「表示名」の値は、モニタリング画面で表示されるプロセスの表示名であり、実際のプロセス名と一致している必要はありません。

一方、「検索条件」の値は「ps -ef」で表示されるプロセス名に一致している必要があります。ただし、正規表現が使用できるため、「.*」を使用して前方一致や後方一致でキーワードを指定することもできます。

編集完了後、「OK」ボタンをクリックすると設定が反映され、監視が開始されます。

ただ、この時点では OS の基本的なプロセスが監視できているだけで、Web サーバ上の Apache プロセスなどサーバ固有のプロセスの監視ができていません。そこで、Web サーバ向けの新たな監視サービス定義を作成していきます。

「定義の追加」をクリックして、新たな監視サービス定義を作成します。

itoa_operation_50.png

新しい定義を作成し、httpd プロセスの監視条件を登録しました。この定義には、先ほど既定の定義に追加したものと同じプロセスを登録する必要があります。そんな時に便利なのが、既存の定義の読み込み機能です。

「定義」というラベルのついたプルダウンメニューから、先ほど編集した Linux の既定の監視サービス定義を選択し、「読み込み」ボタンをクリックします。

itoa_operation_27.png

下記画面のように、既定の監視サービス定義の内容が新しい定義に反映されます。

itoa_operation_28.png

「OK」ボタンをクリックして編集を完了しましょう。

監視サービス定義のデバイスへの適用は、しきい値定義の時と同様、モニタリング画面から行います。
操作メニューから、「監視サービス定義を割り当てる」を選択して下さい。

itoa_operation_25-1.png

「適用した定義」を新しい監視サービス定義に変更し、「OK」ボタンをクリックします。

itoa_operation_31.png

画面下部の「サービス」タブを選択し、監視対象のプロセスが正常に起動していることを確認します。

itoa_operation_32.png

以上で Linux のプロセス監視設定は完了です。

Windows のサービス監視の設定も基本的には同様の流れになりますが、監視サービス定義の検索条件の欄で指定する値について、若干注意が必要になります。

Windows サーバで管理ツールの「サービス」スナップインを開くと以下のようにサービスの一覧が表示されますが、検索条件で指定するのはここに表示されている「表示名」ではなく、「サービス名」です。

itoa_operation_52.png

サービス名を確認するには、対象のサービスのプロパティ画面を開きます。

赤枠内のサービス名の右に表示されているのが、検索条件の欄に入力する文字列になります。
なお、監視サービス定義の表示名の値はここに表示されている表示名と一致する必要はありませんが、合わせておくとわかりやすいでしょう。

itoa_operation_53.png

以下は Windows サービスをいくつか登録した監視サービス定義の例です。

itoa_operation_29.png

また、この監視サービス定義を適用した場合のモニタリング画面の表示は以下のようになります。
わざわざサービス名から表示名への解決をしてくれているみたいですね。

itoa_operation_33.png

プロセス監視の設定については以上になります。



それでは今回はこの辺で。といっても、重要なところはほとんど説明してしてしまったので、次回は業務グループやユーザ追加などの細かいところを少し解説して終わりになる予定です。
関連記事

テーマ : おすすめソフトウェア
ジャンル : コンピュータ

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

米麹

筆者: 米麹
某社に勤務する SE です。
ここでは本職とは関係のない趣味的な検証情報などを書いていきます。

注意事項とお願い
記事の内容は掲載時点のもので、現在は異なる可能性があります。情報に誤りや不適切な事項があった場合には、コメントやメールフォームでご指摘下さい。
また、本サイトの情報を利用することによって生じたいかなる損害についても、筆者は責任を負いかねますのでご了承下さい。
カレンダー
07 | 2018/08 | 09
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -
最新記事
月別アーカイブ
カテゴリ
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

検索フォーム
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。